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折り込みチラシの効果

新聞折り込みチラシは、新聞に折り込まれているため信頼性の高い情報として受けてとめられます。因みにポスティング(郵便ポスト)に入っているチラシの場合、チラシの投函お断り等、一方的にセールされる印象があるのか、比較的毛嫌いされます。新聞はお金を払って購読しているので、新聞についてくる情報の一つと受け止められるのでしょう。しかしポスティングのメリットは、地域や住居を絞れることと、場合によっては新聞折り込み費用と大差ないケースもありますので、予算を抑えられます。

新聞折り込みの反応率は0.01%~0.05%(昔は0.3%)と。つまり5万部の新聞に折り込んで5人~25人程度。単価の高い商品(住宅、リフォーム、車)やリピート商品(健康食品、美容商品)であれば採算が取れるかもしれませんが、なかなかその効果を実感できるものではありません。

因みに折り込み代が3.8~4円と考えると折り込み費用で19万程度、その他にチラシの印刷代等を考えれば、6-70万程度になると思います。また新聞媒体特性を考えてみても、新聞を読んでいる方で、若い人の比率は低く、高齢者ほど高くなります。また、比較的収入が高い層とかも言われます。(各新聞社のメディア情報に掲載されてます)。新聞広告をみればどのような商品やクライアントが、新聞媒体を選択しているかわかります。最近はやはり健康食品や葬儀屋、不動産などが多くなっています。

そういった特性も考慮し、新聞折り込みは自社商品に適正かを判断すべきです。

一つ経験からになりますが、新聞折り込みを毎年数回行う会社と初めて折り込みをした場合では、反応率は大きく異なります。毎年定期的に行う事で、認知や信頼性があがり問い合わせの確立が高くなるのだと判断できます。いわゆる「刷り込み効果」です。刷り込み効果とは、特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、それが長時間持続する学習現象の一種です。いざというときに思い出す、そしてWEBで調べる。選択肢の第一番目に来るわけですので、やはり広告は大切です。