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テレビCM VS WEB広告(キーワード広告)
テレビCM

最初に広告費の状況について2017年から毎年増加で2019年では広告総費用6兆9381億円。マスメディア(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)に関しては2017年毎年下がっており、2019年で2兆6094億円、一方WEB広告は毎年増加しており2兆1048億円とマスメディア4媒体に近づいている。


テーマはテレビとWEB広告がどちらを選ぶべきか?というテーマであるが、前提としてWEBサービスの大手企業はWEBだけで宣伝しているわけではない。アマゾンも楽天も、その他多くのサービスはテレビを活用する。つまりWEBだけでは到達しないと見込んでテレビを活用し広く宣伝するのである。アマゾンは、ブランディング(企業イメージ)広告も多く出していることを認識した上でメリット、デメリットを考察したい。

■テレビCM 
メリット
1.テレビ視聴者への強制的に視聴させることができる。
2.テレビCMなどによりロイヤリティーの向上(信頼感)
3.売り上げのアップ(※短期的でなく長期的に実施する必要がある)
デメリット
1.広告費用が高い
2.一般的に15秒、30秒と訴求時間が短い
3.費用対効果が測りにくい

等が考えられる。実際に過去の経験からテレビCMの出稿量を減らした場合、間違いなく売り上げは下がった。テレビと売上は相関していたのである。しかしそれは過去の話。テレビ離れしている若者には、やはりWEBメディアでの映像訴求が今後さらに加速するだろう。

■WEB広告
メリット
1.ターゲット訴求がしやすい(エリア、年代、指向性)
2.定額から広告が可能。
3.費用対効果がわかる
デメリット
1.媒体選択が難しい(キーワード広告、SNS等広告、アフィリエイト、動画、メール)
2.広告効果分析には専門性が必要
3.仕組みを理解していないと難しい

等が考えられる。マスメディアは基本的に広告代理店に任せるので、代理店側が広告プランを提出してくるが、WEB広告の場合は、個人でも可能、なるべく予算をかけずに自前で行うと、仕組みがわからないため上手くいかないのである。もちろんWEB広告も代理店に任せる大企業も多い。ただし、WEB広告はテレビのように広告プランが決定し、はじまったら動かせないのである。WEB広告は逆に、広告の徐状況を見ながら、変えることができるのである。つまりWEB広告は広告の選択と運用が全てである。

現状でいえば、予算があればテレビCMを活用しつつ、WEB広告を行うことをお勧めしたいが、地方で行う場合、制作費からテレビ、WEB広告費で効果を見込むためには500万~1000万円位は必要。
※売上アップします。

宣伝予算の少ない企業は、WEB広告を主力にして、マスメディア活用は地道にプレスリリースを打って、ニュースとして取り上げてもらう事が必要だろう。