先日、1月14日にマイクロソフトから配信されたWindows 11向けのセキュリティ更新プログラム「KB5074109」。 皆さん、もう適用されましたか?
いや、勝手にセキュリティアップデートされているはずです。

実はこの更新プログラムを適用した後、Outlookが正常に動作しなくなるという深刻な問題が報告されています。
何を隠そう、この私もその被害者の一人です。 今日一日、この不具合のせいでメール業務が完全にストップしてしまい、本当に途方に暮れました。
同じ現象に悩まされている方のために、私が経験した症状と、最終的に解決に至った「回避策」をシェアします。
いろいろ調べたところ、「クラシック Outlook POP アカウントプロファイルは、KB5074109に更新Windows 11後にハングしてフリーズする」とMicrosoftサポートにUPされていました。
私が直面した「Outlookフリーズ」の症状
私の環境で発生したのは、以下のような症状です。
・Outlookが頻繁にフリーズする
・アプリを閉じてもバックグラウンドプロセスが終了せず、再起動できない
・送信したはずのメールが「送信済みアイテム」に保存されない
これらすべてが同時に襲いかかってきました。 特に「送信済み」に残らないのは、業務上致命的です。
試しても無駄だったこと(時間の無駄でした…)
最初は自分のPCだけの問題かと思い、以下のトラブルシューティングを片っ端から試しました。
1.PSTファイルの修復
2.プロファイルの新規作成
3.Outlookの修復
4.Outlookの再インストール
結果は、すべて効果なし。 全く改善せず、貴重な時間を浪費してしまいました。
原因は「KB5074109」と「POPアカウント」
いろいろと情報を集めたところ、Microsoftサポートやコミュニティフォーラムで同様の報告が相次いでいました。どうやら今回の不具合は、「受信方式としてPOPを利用しているクラシック Outlook ユーザー」を狙い撃ちにする形で発生しているようです。
「クラシック Outlook POP アカウントプロファイルは、KB5074109に更新Windows 11後にハングしてフリーズする」
まさに私の環境そのものでした。
唯一の解決策(ただしリスクあり)
Microsoftコミュニティフォーラムで提案されていた回避策は、以下の通りです。
「当該更新プログラム (KB5074109) をアンインストールする」
半信半疑でこれを実行してみたところ…嘘のように問題が解決しました。 Outlookは元通りサクサク動き、送信履歴もしっかり残るようになりました。
【重要】注意点
この回避策を実行する上で、一つだけ重大な注意点があります。
今回削除する「KB5074109」は、セキュリティ更新プログラムです。 これを削除するということは、修正されたはずの脆弱性を再び放置することになります。セキュリティリスクが高まる状態ですので、あくまで一時的な緊急避難措置として考える必要があります。
今日はこのトラブル対応で丸一日メールが使えず、お客様やお取引先様には大変ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もし、Windows 11でPOPメールをお使いの方で、Outlookの挙動がおかしいと感じたら、この更新プログラムを疑ってみてください。
Microsoftから、セキュリティを維持したまま不具合を解消する「正式な修正パッチ」が一日も早く配信されることを願うばかりです。