その1 営業プレゼンの均一化
プレゼンテーション(コミュニケーション)力には差がある。うまい営業と下手な営業では成約率が変わる。しかし動画にまかせれば基本的なサービスの説明には差がなくなる。あとはお客さまからの質問を引き出す能力だ。
その2 お客さまへのインパクト
動画での説明によって、営業担当が伝えられない商品の魅力を音と映像で伝えることができる。営業トーク技術ではなかなか難しいところだ。
その3 商品説明の時間短縮
限られた時間の中で、お客さまの購入意欲と信頼を高め契約に結び付ける必要があります。動画を事前にもしくは、プレゼンの最初に見ていただくことで、商品魅力を伝えることができる。
以上の3つの役割を果たすためにはどのように動画を作成するかがカギ!
「詰め込みすぎない」
テレビCMと違い長尺の動画だからと言って、伝えたいことを全て網羅してすることは間違い。
一番伝えること=「お客さまのメリット」をしっかり伝える。全てを伝えれば営業担当は必要ありません。しかし商売は人と人、そして会社と会社のつながり。動画では人と人の信頼関係は築けないため、あえて質問させるよう全てを説明しないこと。
「何を伝えるか」
必ず会社には営業成約率が高い人がいる。その人は営業の際のどんなプレゼンをするかを「見える化」することで必然的に動画の構成は見えてくる。
「メリットよりベネフィットを」
※メリットはその商品の特徴や売り、ベネフィットは、その商品を使うことでどんな恩恵が受けられるか。
この商品やサービスを使うことでどう変わるか「ベネフィット」を見せる。この場合、事例紹介が有効である。
化粧品などで使われている手法であるが、その化粧品を使うことでシワが目立たなくなった(商品の売り)というメリット。つぎにしわが目立たなくなったので年齢をいつも間違えられ、外出が楽しくなった(ベネフィット)。このようにユーザーの声でベネフィットを伝えることはとても有効。